プロ野球も約100試合経過し、終盤戦に突入してきました!
2021年はオリンピックでの中断や、コロナウイルスの影響で延長戦なしという通常のシーズンとは少し異なる形のペナントレースになっています。
シーズン序盤は独走かと思われた阪神タイガース。
しかし見事なまでの下降線をたどってしまっています・・・
また2021年も優勝できんの?毎年のことで見飽きた!
という阪神ファンが大多数だと思います笑
そこでまた2021年も優勝できないのか、優勝するための課題などを私なりの見解を書いていきたいと思います!
打線編
まずは打線についてです。
シーズン序盤はマルテ・サンズの両外国人助っ人に大山・佐藤輝の生え抜き長距離打者など強力打線として首位を独走してきました!
しかし、6月中盤くらいから徐々に打線も湿り気味に・・・
現在もなかなか打線が繋がらない状況が続いていますね。
その中で今後浮上していくためのキーマンを上げたいと思います。
①大山悠輔
打率 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
.238 | 336 | 80 | 14 | 50 | .286 | .709 |
昨年は28本塁打85打点と一気に阪神タイガースの4番となった大山でしたが、今年も序盤は打っていたもののケガなどもあり低迷しています。
ホームラン14本というのはまずまずですが、四球が少なく淡白な打撃が目立ちます。
ここ最近は4番もはずれ、ベンチスタートという試合もありました。
まずは大山の復活がなければ浮上もないでしょう。
9月1日の中日戦では勝ち越しのタイムリーを放って勝利に貢献しました。
正直バットが折れて良い当たりではなかったですが、ヒットが出るということが何よりのカンフル剤となるでしょう。
②佐藤輝明
打率 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
.260 | 366 | 95 | 23 | 60 | .302 | .815 |
シーズン序盤は一時期ホームラン王争いにも絡み、5月には月間MVPを受賞するなどルーキーとは思えない活躍ぶりでした。
ホームランは23本で田淵さんの持っていた球団新人最多を更新しています。
またこの横浜スタジアムで打った場外ホームランは、かなりエグかったですね・・・
しかし好不調の波も大きく、現在は27打席連続ノーヒットでいわゆる1人ノーヒットノーランを達成してしまいました。
まあルーキーでここまでファンの期待以上の活躍を見せてくれていましたので、我慢の時期だと思っています。
③ロハス・ジュニア
打率 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
.194 | 108 | 21 | 5 | 12 | .250 | .611 |
韓国二冠王、鳴り物入りで入団したロハス・ジュニア。
シーズン序盤はコロナウイルスの影響により来日が遅れました。
昇格後もデビュー21打席連続ノーヒットと球団新記録を更新してしまう始末・・・
ちなみに以前の記録は2020年のボーアの18打席です。二年連続無安打記録を出すとはある意味凄い!笑
そのあとも調子は上がらず、ファンも諦めかけていたのですが
オリンピック期間中、マルテが帰国していたこともあり後半戦に間に合わずロハスにチャンスが回ってきました。
ホームランも出始め、8月は本塁打4本/打点9/OPS.872 と好調です。
バンテリンドームの逆方向にもっていく力もあるので、技術面は間違いないでしょう!
やっとNPBに慣れてきたのでしょうか?
外国人枠の関係もあるため、今後も打ち続けていって1軍定着していくことが浮上のカギの1つであると思います。
投手編
続いて投手陣についてです!
投手陣もシーズン序盤は絶好調でした。
先発投手は最低QSは達成してゲームは作り、打線がしっかり点を取っていたのでそりゃ強いわけです笑
QS(クオリティスタート)は6回以上を3失点以内で先発投手が投げ切ることです。
若干中継ぎに不安はありましたが岩崎・スアレスの勝ちパターンは盤石でしたので、そこまで心配はしていませんでしたね、当時は・・・笑
しかし野手同様、5~6月になると打ち込まれて負けるという試合が多くなり、投打が嚙み合わない例年の阪神っぽさが見られてきました。
①岩崎優
登板数 | 勝利 | 敗戦 | ホールド | セーブ | 防御率 |
39 | 1 | 3 | 24 | 1 | 3.06 |
序盤はほぼ完璧といってもいい、内容で抑えていた岩崎。
「0で抑えられてよかったです」というお決まりのインタビューもファンの中では有名になり、グッズまで発売されましたが、、、
発売直後から失点する場面が目立つようになり、2軍調整になりました。
明日も勝つなどの発言をすると負けるというように、プロ野球ジンクスのあるあるですね笑
オリンピック前に再度昇格し、日本代表でもいい場面で抑えるなど岩崎本来の力強いフォーシームが戻ってきた感じは見られました。
8回を安心して任せられる投手がいるといないのとでは、大きく変わってくるので期待したいですね。
②西勇輝
イニング | 勝利 | 敗戦 | 奪三振 | 防御率 | WHIP | QS率 |
115.2 | 4 | 9 | 76 | 3.50 | 1.21 | 55.6 |
昨年は沢村賞をとってもおかしくない成績を残し、名実ともに阪神のエースとなった西。
今年もエースとしてファンの期待も高かったものの、ここまで4勝と足踏みしています。
西といえばコントロールがよく、シュート系のボールで内外をついてバットの芯をずらし、打たせるというタイプの投手ですが
今年は球威もなく、得意のボールが甘く入って痛打されるという場面が目立っています。
去年の映像ですが、バンバンコースに決まっていて気持ちいいですね。
西ももうベテラン投手の域に入ってきていますが、まだまだ衰えるような年齢でもありませんので
ここからの巻き返しに期待したいですね!
まとめ
阪神が今後上がっていくために調子を上げてほしい選手を取り上げさせていただきました!
序盤は絶対優勝できると思っていたファンも多いと思います・・・
毎年8月ころから失速していく阪神はおなじみです。
今年こそは頑張って欲しいですね!毎年言ってる・・・
ありがとうございました!また!
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